雲の王国(ひとりの時間に考えたこと)

30代。日々考えていることのあれこれ。ひとり時間の楽しみ方とか綴ってます。

鏡月の「妄想マンガ」が面白かった件(女性と男性が考えていることはほとんどの場合、違うことが多い)

人の心は目に見えない。本音と建前という言葉もある。きっと相手はこう思っているんだろうと思って色々と悩み、落ち込むこともあるが、いざ相手の意見を聞いてみると全く違うことを考えていて拍子抜けしてしまう。そう、ほとんどの場合がそうなんです。

 

特に男女間ではしばしばそのようなことが起こります。

 

鏡月のHPで公開されている妄想マンガシアターの「ふんわり男(作者:浅野いにお)」は、そんなことをしみじみ感じさせてくれるお話です。この「ふんわり男」はアクセスするごとに物語が展開される斬新な方法が使われていて、2回目、3回目と読み進むと、登場人物の気持ちがわかっていき面白いです。そうそう、こんな感じだよね、付き合う直前の気持ちの探り合いって、うふふ、と言う気持ちに浸れます。

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 読んだかな?1回目に読んだ印象と、2、3回目の登場人物の心の内を知ってから読む、真っさらな状態の4回目(1回目と同じ状態)は最初に読んだ時と全然印象が違ったでしょ?

 

私もこのマンガの女の子と同じでものすごーくごちゃごちゃ悩むタイプなので、この男の子の思っていることがわかったら「こいつー!こっちは色々と悩んでいるのにー!!(怒)」ってなっちゃいます(笑)

 

でも本当にこういうことって多いです。前に付き合っていた人とは、まさにこんな出来事がよくありました。私がキツいことを言ってしまい「やっぱり言い過ぎちゃったかな、どうしよう、私ってひどい人間だ、謝らなくちゃ、許してくれるかな、私のことどうしようもない人間だって呆れているかもしれない。あー、もうめっちゃ後悔。わぁぁ。」と悩んで苦しんで、ようやく勇気を出して、電話して謝ったら、「え、なにが?俺、別に全然怒ってないよ」ってあっけらかんと言われて‥。

 

そんなもんですよね。悩んでいたのは私だけ。仲直り、というか怒っていたのは私だけだし、なんかよくわからないけど丸く収まったのか?なんかスッキリしないぞ、っていうことがしばしばありました。

 

その彼とはそういうことが何度もありましたが、そこから学んだのは「自分と相手が考えていることはほとんどの場合、違うことが多い」ということ。私はすぐに相手がこう思っているだろうと決めつけてしまうところがあったので、このことに気がついてからは、なるべく相手に自分の気持ちを伝えて、相手の思っていることも聞くようにしました。

 

でも、まぁ、話を聞いたところで大抵はこの「ふんわり男」の男の子みたいに、くだらないというかどうでもいい事を考えていることが多かったです(笑)まぁ、そこが男性の可愛いところでもあるんですけどね。

 

それなので何だかんだで「ふんわり男」の話、私はすごく好きです。さすが浅野いにお先生でございます。

 

もし、今、「相手はこう思っているかもしれない」系の悩みを一人で抱えている人がいたら、思い切って相手に自分の気持ちを伝えて、それから「あなたはどう思っているの」と素直に聞いてみるのが良いと思います。きっと自分の思っていたこととは違う返事が返ってくることと思います。

 

もしかしたら自分が考えていたのと同じ返事だったら、それはそれで「うん、やっぱりか」とスッキリするはずです。そしてその問題の解決は、お互いの気持ちが分かったその時点からスタートです。悩むのは相手の気持ちを確かめてからにした方が、解決に一歩でも近づけるはずですよ。

おわり  

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